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出生施設の皆さまへ

新生児低血糖と先天性高インスリン血症(CHI)に関する参考資料

新生児の低血糖は、症状がはっきり現れないまま起こることがあります。そのため、低血糖のリスクがある赤ちゃんや様子に異変がある赤ちゃんでは、血糖値を確認し、低血糖が見つかった場合には速やかに対応することが重要です。

先天性高インスリン血症(CHI)は、インスリンが過剰に分泌され、低血糖が持続・反復する病気です。低血糖が長引いたり繰り返されたりすると、けいれんや脳・発達への影響につながるおそれがあります。出生施設での血糖測定と対応は、低血糖を早期に見つけ、必要な治療や専門診療、退院後のフォローアップにつなぐ第一歩です。

以下に、出生施設で新生児のケアに携わる皆さまに向けて、低血糖への対応と、CHIが疑われる場合の連携に役立つ資料をご案内します。

出生後の観察と低血糖への対応

  • 日本産婦人科医会「出生直後から退院まで」
    出生直後から退院までの新生児の観察と異常時の対応を解説しています。「④低血糖」の項では、低血糖時の対応や、CHIなどの先天性低血糖障害が疑われる児について確認できます。
  • 日本助産師会「助産業務ガイドライン2024」(PDF)
    「新生児期」(25~31ページ)に、低血糖に注意が必要な児の観察や医師への相談・搬送について記載されています。33ページには血糖管理フローチャートがあります。出生施設の助産師・看護師の皆さまにも参考となる資料です。
  • 日本産婦人科医会「新生児の一般管理」
    低血糖などの異常が見つかった際の、看護スタッフから医師への報告、小児科医師への診察依頼、搬送依頼について、施設ごとに基準を整える重要性が示されています。

CHIについて知る・診療を検討する

海外の啓発・支援資料

低血糖が持続・反復する場合や、血糖値を維持することが難しい場合には、CHIを含む原因の検討について、小児科・新生児科にご相談ください。具体的な検査・治療は、各施設の手順と担当医の判断に沿って行ってください。

当会は、CHIのある患者・家族の交流と情報共有に取り組んでいます。ご家族が同じ病気の方とのつながりや情報を希望された際には、当会の活動もご紹介いただければ幸いです。

資料リンク確認日:2026年9月26日